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ユーザ事例紹介

森紙器株式会社

durst Rho P10 160導入当日に5000名の印刷を開始 

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高速UVインクジェット導入で生産性の向上と
ともに次の10年に仕掛ける取組を

森紙器株式会社は東京・足立区で昭和37年に創業した段ボール箱・紙器会社で、常に時代のニーズを先取りしながら躍進を続けている。 埼玉県・草加市にある営業本部・工場では企画・製造からアセンブリまで全てを内製化し、一般段ボールケース、オフセット美粧ケース、印刷紙器、貼箱、POP、ディスプレイ等の制作を行っている。

UVインクジェット durst P10 160の導入

森社長とUVインクジェットとの出会いは、2015年の展示会IGAS会場でのこと。インクジェット印刷をサンプル制作としてではなく、 生産機として利用できる高速度の機械はないかと探していたところ、会場でdurst P10と出会い衝撃を受けた。 この印刷スピードとUVインクジェットならばと導入を決めたと話す。
同社はこれまで、プラ段やPP加工された資材など、通常の水性インクでは印刷できない資材は、自社の輪転機に特製の油性インキを搭載したカスタマイズ機で印刷していた。 しかし印刷のクオリティや印刷後工程の手間など様々な問題点があり、この問題解決にイUVンクジェットが活躍すると考えたことも、導入する1つの大きな理由だという。

単純な印刷機のスピードだけをみれば輪転機の方がdurstの倍程度速い。大判5000枚の印刷を輪転機ならば3日だが、Durstならば6日かかる。 しかし、輪転機での印刷は、印刷後の裏透けチェックやパウダーを1枚1枚拭き取るなどの様々な後処理を行わなければならない。 その工程にプラス3日間、人数ものべで10人かかっていた。さらに印刷のクオリティも擦れやカスレがあり、検品の中でロスも多く出ていた。
これをUVインクジェットに置き換えることで、印刷後の後処理は一切なくなり、人数も2人で生産できるようになった。 印刷工程をトータルで考えた場合、後処理がほぼ不要であるためUVインクジェットのメリットは大きいという。 同社はdurst P10を導入し操作トレーニングを受けたその日から、大判5000枚の印刷を実施した。

高生産UVインクジェットの導入で「今後カラーの仕事も可能となった。durst P10 を利用すれば、今後自分たちの仕事の方向がかわってくる」と森社長は話す。
「印刷紙器、POPはいまやどんな段ボール箱会社さんでもできるようになってきた。市場の最初の10年はニッチな市場としてできる所が勝ち、 次の10年は短納期の実現や設計力などの付加価値で勝負。そして次の10年はコスト競争となる。今やPOP・ディスプレイもコスト勝負の世界に入ってきた。 低コストの中で付加価値を与えることが必要となると、適正なマージンがもらえないような市場になってきおり、 これまでお客さまの要望・ニーズがあってそれに応える、というスタイルでしかなかったが、今後は今までの10年とは異なりニーズを創りだす≠ニいう必要がある」と指摘する。
Re-board事業がそのつと森社長は続ける。Re-boardとは100%紙で作られた リジットボード。段ボールと似てはいるが、別物であり幅広い加工性と強度を持つ。設計次第でディスプレイはもちろん看板、展示会ブース、インテリア等空間演出にも利用されるエコ資材である。

市場に仕掛ける次の10年

高生産インクジェットと同時に導入したのが、紙器設計専用CAD。今まで利用していたCADからの乗り換えとなった際に、 NSKが取り扱う紙器設計専用CADでとの声があがったのは現場からだった。このCAD は、2D設計はもちろん3Dへの展開やシミュレーションもでき、提案書への利用が容易である。「数年前に1度検討したが、その際は導入の決定打とはならなかった。 しかし、次の市場に仕掛ける年にはこれが必要と現場からの要望があった」と話す。
「仕掛ける10年は、受け身ではなくこちらからメーカーや代理店に情報提供をしていかなければならない。 その意味でもRe-boardはドアオープナとして良い役目をする。 Re-boardを取り巻く環境は成熟しつつあり、施工事例や提案資料、 周辺アイテムなど提供側の体制やノウハウも整ってきていると感じた。この市場を作り上げたイノベータが先頭に立つとして、 これからは資材・市場の認知をユーザにアプローチし裾野を広げる段階にきた。導入したUVインクジェット紙器設計専用CADを利用すれば次の年につながる提案が可能と考えている」と期待を語る。

大判UVインクジェット紙器設計専用CAD の導入で、これまで受け身だった段ボール業界から、一歩も二歩も前進してメーカーに仕掛けていく業界へ躍進できる。 森社長は今後「商品のリピートではなく顧客のリピート化」をUVインクジェットにより実現していくという。

2015年〜2016 年にかけて紙器設計専用CADと大判UVインクジェット2台を導入。

お話を伺った 森紙器株式会社 森社長

「今後は今までの10年とは異なりニーズを創りだす≠ニいう必要がある。商品のリピートではなく「顧客のリピート化」をUVインクジェットにより実現していく」

設計室には 3 台の紙器設計 CADが利用されている

ショールームに並ぶ様々な作品

導入ソリューション


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