オフコンシステムとCADシステムの連動により
大ロット・小ロットの一括受注を実現

瀬戸紙器株式会社



愛知県豊田市に位置する本社・工場

瀬戸紙器株式会社様はクルマの街として知られる愛知県豊田市に位置するシートの生産から製箱までを行う一貫メーカー様です。 コルゲーターやフレキソ・フォルダーグルアーなど充実の設備を小数精鋭で運用し、デジタルデータを活用することで高効率な業務を実現しています。

オフコンシステムとCADシステムの連動により
大ロット・小ロットの一括受注を実現

細かな注文に対する対応をより効率的に

現場では確認作業や図面設計が省かれ
カットするシートを乗せ、
図面を選択するだけで生産が可能。

瀬戸紙器様では総合紙器設計用CADであるArtiosCAD(アルティオス キャド)、小ロット生産機であるKongsberg(コングスバーグ)、そしてオフコンシステムとCADシステムを連動させるCASE BUILDER(ケースビルダー)が導入されている。 ArtiosCAD及びKongsbergは、もともとは営業用に高品質のサンプルを作成するために 導入を決定したという。しかし、現在ではそのカット時の効率性と出来上がった製品の品質に着目し、顧客からの 小ロット注文や品質が求められる製品の生産時に運用されている。 そして、このCADとカット機の小ロット生産システムをさらに 効率化するために導入されたのがCASE BUILDERである。

瀬戸紙器様では「高効率な業務の実現」という考え方を元に細かな一品一様の案件への業務フローの改善が検討された。 結論として導き出されたのは仕様書の内容・製品の確認作業やCADでの設計など従来は人手と時間がかかっていた工程の自動化という発想だった。

従来の基幹システムを活かし、かつ小ロットへの効率的な対応を求めた結果としてオフコンシステムと CADシステムのデータ連動を実現するCASE BUILDERの導入が決定された。

- システム導入後の成果 -
オフコンとCADとの連動により業務効率が向上。小ロット受注による大ロット受注の呼び込み

オフコンへ入力するだけで
必要なデータは全て生成されて
生産現場まで送られる。

CASE BUILDER及びCAD・カット機導入以前はオペレーターが全て手作業で仕様書の作成やカンバン作成、そして仕様書を元に図面の作成を行っていた。 さらに指示書・カンバンともに製品と間違いがないかなど綿密な確認作業も必要であり業務に必要な時間の割合は決して小なくはなかった。 しかし、システムを導入以後は時間を割かざるをえなかった確認・作図業務等の効率化に成功。

CASE BUILDERによるオフコンとCADとの連携システムと、 CAD・カット機の機能によって作り出された瀬戸紙器様のフローでは同システムはほぼ1日中フル稼働し、1日約300点前後もの一品一様の案件に対応している。 この小ロット対応システムの稼働により全体の業務で約20%の効率向上に成功したという。 さらには、ある家具メーカーの仕事では小ロット・大ロットを合わせて受注し、一手に業務を請け負うなど小ロットの受注が大ロット受注の呼び水となっている。

CASE BUILDERでは図面及び各種の
必要なデータが全て管理される。
1つの情報を元にカンバンと
図面データが生成され送られてくる。

従来からの大ロット生産用の設備を持ち、なおかつ小ロット生産のシステムをも有することで大ロット・小ロット両方への 柔軟な対応を可能にしたことがクライアントの支持を得たのである。

小ロット生産への効率的な対応を実現したフロー


瀬戸紙器様のフローでは、受注後オフコンシステムへL.W.Dの数値を入力、それをCASE BUILDERサーバーを介してCAD・カット機へと 情報が送られ自動でカットする図面が生成される。あとはシートを乗せてカットするデータを選択するだけで生産が可能となる。

まさにオフコンとCAD・カット機を結ぶ中継システムである。この時、同時にプリンターへカンバンの出力も可能でオフコンからのデータを 元に正確な情報が行き渡る理想的なフローを創り出すことに成功している。1つの情報を元にカンバンと図面データが生成され送られてくるため、 現場では迷うことなく生産性の高い業務が実現する。

利点

・従来のオフコンシステムを活用し、小ロット生産対応のシステムを構築。
・L.W.Dのみの入力で、カット機まで自動でデータが流れる仕組みを作ることでミスを防ぐフローを実現。
 また、カンバンなどのデータも自動生成されるため内容確認などの工程を簡略化に成功。
・カットする際はシートを乗せて図面を選択するだけに簡略化されるため、現場での業務を高効率化。
 製品の仕上がりも断裁機でのカットよりも数段向上するため高品質を求められる製品も生産が可能に。
・高効率フローの確立により工程を省略、人件費等の削減により競争力のある価格で提案が可能。

更なるデータ活用による効率化を

瀬戸紙器様では今後も更なるデータ活用と効率化を目指していくとのことで最近ではネットを介して発注データを取り込むなどの 新しい仕組みも活用するなどその探求心は止まらない。 NSKのソリューションで実現した小ロット生産用のシステムだけでなく、 自社設備の全機械とデータの連動によってより効率の優れた手段を模索していく。

瀬戸紙器株式会社

http://www.setosiki.co.jp/

愛知県豊田市に位置するシートの生産から
製箱までを行う一貫メーカー。

導入ソリューション

サンプルカッター
Kongsberg XLシリーズ

詳しくはこちら段ボールからフォーム材、スチレンボード・カーペット材など、あらゆる資材の加工が可能なマルチカッティングマシン。

総合設計CADシステム
Artios CAD

詳しくはこちら世界で使用されるグローバルスタンダートCAD。図面作成だけでなく、作成物の情報管理機能(データベース)を持ち合せるため、リピートオーダーや作成情報をCADで管理できる。過去の作成物を無駄にせず資産として運用する要のソフト。

トップに戻る