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ZERO

全自動高速コンバーティングマシン

この内容は2016年5月に全国紙器広報センター発行の雑誌Pack&Boxに掲載されたDrupa直前特集内の記事を元に構成しています。


世界初の画期的なデジタル加工機 Digital Converting Machine ZERO高
速度ナイフカットによる新デジタル加工機

1968年(昭和43年)の創業以来、常に「困難な現状を打破できるマシンの開発」に取組んできた日本製図器工業株式会社。CAD/CAMの製造販売、データベース・PDMの受注製造、専用ソフトの開発、海外ソフトの日本語化・販売、ITソリューションなどを主力に幅広く事業を展開している。さらにWebセミナー、研修会、国内外への展示会出展と顧客ニーズをきめ細かく取入れ、輸入機も含め、新鋭機開発に取組み、躍進を続ける。

福田社長のもと、少数精鋭のスタッフが一丸となって、「お客様のソリューションを第一に考えた」提案型の経営展開により、成長路線を実現化している。今回で3回目のドルッパ出展となる同社(大阪本社)をたずね、福田社長に出展意図と世界初のDigitalConverting Machine ZEROの概要を聞いた。

 

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日本製図器工業鰍ヘ現在、東京、大阪、海外では上海(現地法人)を拠点にパッケージ業界をメインに営業展開をしている。同社が自社開発したマシン、輸入機も含め、機種別では現在20種類を超えるマシンやシステムを扱っている。

「もちろん輸入機については、当社は機械メーカーでもあるので、必ず日本のお客様が使ううえで支障のないようにアレンジをほどこし、品質保証の意味もかねて当社ブランドとして販売している。お客様が当社マシンを検討するにあたっては、きちんと利益の出るマシンであることを認識いただいてから導入をすすめている。当社からマシンやシステムを導入したお客様から、売上が倍増した声を聞くことも少なくない。

当社が提案したソリューションを使用したお客様が、さらなる飛躍を逐げようとしていることはこの上ない慶びでもある。こうしたなか、当社もドルッパには3度目の出展をすることになり、これに向けて研究開発してきた画期的なマシンのプロトタイプがこのほど完成した」と福田社長は出展への経緯を語る。


今回のドルッパに出展するのは、同社が自社開発のオリジナル機構を数多く搭載したDigital Converting Machine ZEROというもの。

 


「当社としては2000年からドルッパに出展してきているが、2008年のドルッパまでは単独出展ではなく、海外の取引先のブースに共同で出展してきた。前回2012年のドルッパでは単独出展したものの、大きなブースを確保できなかったが、ヨーロッパを中心に紙器パッケージ業界の皆様と情報交換することができ、大きな成果を得ることができた。

今回、開発にあたっては2014年にキックオフして、ドルッパに向けて情報発信することを目標にした。これまで世界のどこのメーカーも考えつかなかったマシンと自負している。特許も取得済みだが、プロトタイプとして出展、そこでさらに情報収集したうえで市場に投入していきたい」とした。

このデジタル・コンバーティング・マシンZEROは、前途したようにプロトタイプとして出展されるが、新鋭機の開発コンセプトについて、

「当社がサンプルカッターの開発を始めてから23年あまりになるが、その機能を活用して、ここ数年のあいだに極小ロットの生産機として使う例が急速に増えている。しかし生産機としてサンプルカッターを使う場合、1ショットで抜き加工のできる自動平盤打抜機と比較したら、実際の運転速度には大きな差がある。ただ自動平盤打抜機では必ず抜型が必要であり、しかも多品種少量生産になればなるほど、型替えの時間も多く必要となる。

ランニングコストを考えて、最適なマシンを選ぶことに目を向けないと利益を確保できないのが現実だが、こうした紙器業界の潮流を見ながら、解決策を見いだせるマシンはできないものかと常々考えていた。

そして当社が長年にわたり蓄積してきたノウハウと経験を活かして開発したのが、このデジタル・コンバーティング・マシンZEROだ。平均的にサンプルカッターの5倍から10倍の速度で紙器用のカッティング加工ができる。デジタルでナイフが作動し、木型も面板もいらず、準備時間もゼロなため、短納期対応にも優れる。

段ボールにも板紙にも対応しており、今後のオンデマンド印刷機とのコンビネーションにより、さらなるコストパフ ォーマンスが得られると思う」と新マシンへの想いを語った。

マ シンの全長は約8.3mで、やや大型加工機となるため、出展スペースも100平米を確保した。

ドルッパで初公開となるので、ぜひご覧いただきたい」と福田社長はそのアウトラインと期待を語った。

drupa2016ではその他にも、高さ・深さ調整、ツールチェンジを自動で行いカメラによる抜木型精度検査機能も搭載したハイエンド面板作成機NS-Crease Line 8ATCがスタイルを一新して登場する。

 

NSK