durst
工業用UVインクジェットプリンタの新プロダクト

Omega 1
durst Omega 1は、これまでのワイドフォーマット印刷品質の常識を覆す、新たなプロダクションプリンタとしてリリースされました。
工業生産での使用に耐える生産性はそのまま確保しながら、ファインアート印刷としての品質を出す事に成功しました。
POP・サインディスプレイはもちろん、フォトラボやファインアート印刷においても、非常に高い印刷クォリティを出すことができる、生産性と印刷品質を非常に高いレベルで両立させた次世代プロダクトです。
新次元の印刷クォリティ
ハイクォリティを実現するカラー構成
Omega 1の印刷品質は、ファインアート品質で最大解像度1728dpiまで設定が可能。インク構成は標準CMYKをはじめ、ライトシアン・ライトマゼンタのPlusバージョン、グレー・オレンジ・バイオレットの追加プロセスカラー(Process Color Addition = PCA)バージョン、オプションインクと、豊富に用意されており、従来機に比べ広い色域を実現しています。
またPCAプロセスカラーを追加することにより標準CMYKインクよりも16パーセント幅広い色域を再現することが可能になりました。従来機では困難だった表現の幅をより広げ高い品質を再現することが可能になりました。
durst最大の特長である高品質なホワイトも、もちろん搭載可能です。
専用のインクで高い擦過性を実現
インクの擦過性もRhoシリーズ同様、アルミニウムやガラス、テキスタイルなど様々な資材に対しても高い接着性を提供します。
Omega 1のインクは1リットルボトルで供給され、インクの使用量が少ない状況においても、インクパフォーマンスの低下が最小限になるように設計されています。また印刷中の補填も可能で、特別な手間や工程を増やすことなく生産いただけます。
Rhoシリーズを継承した容易な操作性
特許取得済みの印刷システム
Omega 1は、シート印刷もロールtoロール印刷もこなすハイブリッドタイプとなっており、対応する最大資材厚は50mm、資材幅は1600mm。ワイドフォーマットプリンタとして十分な資材対応幅を持っています。オペレーションもRhoシリーズを継承した非常に簡潔なものになっています。
機械サイズは非常にコンパクトで、必要なフロアスペースは給排紙テーブルを含んでも約15u と、省スペースです。
オプションは導入後であっても自由に追加拡張していくことが可能であり、無駄の無い導入を行うことができます。
durst Omega 1スペック表
機械寸法 | W : 3900mm L : 1050mm(本体サイズ)、3800mm(ロールテーブル込み) H : 1700mm |
重量 | 約2,000kg |
印刷システム | 特許取得済みの、高精細品質と高生産スピードを実現するdurstフラットベッドとロールtoロールシステム |
解像度 | 最大1728dpi |
インク | UV硬質型インク |
カラー構成 | スタンダード :CMYK Plusバージョン :CMYK,Lc,Lm PCAバージョン :CMYK,Orange,Violet オプション :Grey,White |
インクサプライ | 1リットルのインクタンク容量で印刷中でも補給が可能。 環境に優しい返却不要の折り畳み容器を採用。 |
ソフトウェア /RIP | durst Rho Linuxソフトウェアによる簡潔な操作性を提供。 Caldera RIP Server(CopyRip)採用によるスムーズでパワフルなデータRIP処理を実現。 |
生産性 | 最大35u/h |
対応資材 | フォームシート、アルミニウム、アクリルガラス、自動接着性ホイル、紙、PVC(ポリ塩化ビニール)、 PE(ポリエチレン)ホイル、テキスタイル等のリジッドやフレキシブルロール資材など、様々な資材に対応。 | |
最大印刷幅 | 1600mm | |
最大印刷長 | ∞ | |
資材厚 | ロールtoロール印刷 | 2mm |
ボード印刷 | 50mm | |
最大資材重量 | ロールtoロール印刷 | 50kg |
ボード印刷 | 50kg | |
最小シートサイズ | A3(297mm×420mm) | |
資材の認識 | 資材検知センサーを搭載。メカニカルフロントストップと左右のガイドにより、正確な資材ロードを実現。 |
最高高度 | 海面より2400m |
気温 | 15℃〜30℃ |
湿度 | 25〜80%(結露しない事) |
※ オプションは導入後でも自由に追加拡張が可能です。
※ 印刷素材により、印刷後の密着・耐候性が異なります。
※ 定着性能は素材により異なるので、インクの最適化設定が必要な場合があります。
※ UVランプは点灯時間によって照度が低下します。定期的なインクの硬化チェックをお願いします。