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日本製図器工業が販売するKongsbergEntroは人気機種Xシリーズのツール・オプション構成を限定したマルチカッティングマシン

 

Kongsberg Entro Series

高機能ながら導入コストを極限まで抑えたエントリーモデル

KongsbergX

Kongsberg Entroシリーズは、カメラを使った洗練された操作性、さまざまな資材へ対応する他用途性、長期間運用に耐える堅牢性といった人気モデルである、Kongsberg Xシリーズの特徴を引き継ぎつつ、 必要な機能・構成を厳選して搭載した新たなエントリーモデルです。

Kongsberg Xシリーズと同じ生産性でありながら、X Edgeよりも導入コストを抑えることに成功しました。

柔軟な素材から硬質素材まで幅広く対応し、パッケージやサイネージ、グラフィック用途において、高品質な小ロット生産やサンプル制作が可能です。

 

Kongsberg Entroシリーズ モデル紹介

Kongsberg Entro 20

KongsbergEntro20の機械画像

Entro 20はフレキシヘッド搭載のサンプル作成や少ロット生産に最適なモデルです。 資材の取り回しがしやすく、耐久性のある塩化ビニール製のカッティングマットでシャープな罫線と強力な資材吸着を実現します。

加工方法
押し切り / バイブレーションカット / 罫線加工

カットに適した素材
段ボール / 板紙 / フィルム / フィルタ / 不織布 / シールラベル

Kongsberg Entro 24

KongsbergEntro24の機械画像

Entro 24はマルチカット搭載の非常に汎用性が高く、看板やディスプレイ加工に最適なモデルです。ミーリングツールのほかに、2本のツールが同時搭載可能なので、切削とカットを段取り替え無しに運用できます。
ベルトコンベア搭載でカメラによる自動見当で位置合わせも可能。マルチゾーン機能も搭載しており、印刷物に合わせて加工を行うことがメインとなるサインディスプレイ作成に最適です。

加工方法
押し切り / バイブレーションカット / 罫線加工 / ミーリング

カットに適した素材
アクリル板 / アルミニウム(薄物)/ ポリカーボネート
木材/ベニヤ板 / ポリエチレン / ポリスチレン / 高圧ラミネート

 

エントリーモデルとして最適な構成

KongsbergXのDesignerスタイル

Entroシリーズには、i-cameraiPCサインプロダクションがパッケージとして標準搭載されています。
※ツールヘッドは変更できませんが、Xシリーズ用のいくつかのツールの追加は可能です。

特に初めてカッティングマシンを導入するエントリーユーザーに最適なシリーズで、機能・スペックを厳選することにより、機械導入における過剰な機能を無くした簡潔な操作性と、初期導入コストを抑えた状態で導入できることがEntroシリーズの大きな特徴です。

 

Kongsberg Entroシリーズで加工可能な資材

Entro 20 / Entro 24
両モデルで加工可能な資材

Kongsbergの加工資材 コートボール全般

コートボール全般

Kongsbergの加工資材 段ボール

段ボール

Kongsbergの加工資材 プラスチック段ボール

プラスチック段ボール

Kongsbergの加工資材 フォームボード

フォームボード

Kongsbergの加工資材 発泡フォーム

発泡フォーム

Kongsbergの加工資材 発砲PVC

発砲PVC

Kongsbergの加工資材 ビニール

ビニール

Kongsbergの加工資材 アルミ箔

アルミ箔

 

Entro 24 のみで加工可能な資材
※切削加工が必要な資材

Kongsbergの加工資材 アクリル

アクリル

Kongsbergの加工資材 ポリカーボネート

ポリカーボネート

Kongsbergの加工資材 木材

木材

Kongsbergの加工資材 MDF

MDF

Kongsbergの加工資材 アルミニウム(薄物)

アルミニウム(薄物)

Kongsbergの加工資材 アルミ複合板

アルミ複合板

 

カメラのロゴ i-camera オートレジストレーションシステム

i-cameraレジストレーションとは、専用マークやボードエッジをカメラで読み取り、加工の位置合わせを行う自動見当カメラオプションです。
連続生産モードではフィーダーシステムと連携して資材の送り出しとカットジョブ数の管理も行い、 各ジョブ毎の見当合わせも全て自動で行う、フルオート型のレジストレーションシステムです。

KongsbergCのi-cameraのご紹介

・印刷の歪みに追随する全方位補正

i-cameraでは印刷時に発生した資材の歪み・伸縮による繊細なサイズ変化をとらえ、 カットデータ自体を印刷の歪みに合わせる完全補正が行えます。

・裏面加工時の位置合わせも可能

シートのエッジとカットマークを使い、裏面加工デモ位置合わせが可能。 裏面キリが基本となる段ボール系印刷の位置合わせ作業を格段に簡略化します。

・フィーダーと連携した省力化体制

フィーダーシステムと連携し、資材のロード・位置合わせ・加工・排紙を自動で行う オートメーション生産システムが構築できます。

 

Entro シリーズ スペック一覧

KongsbergX20シリーズのワークエリア一覧
KongsbergX40シリーズのワークエリア一覧 KongsbergX40シリーズのワークエリア一覧

 

Entroシリーズ
モデル Entro 20 Entro 24
作業エリア 1,680×1,270mm 1,680×3,200mm
作業エリア
(マルチゾーンプロダクション)
なし 1,680×1,450mm
最大シート資材サイズ 1,740×1,750mm 1,740×3,575mm
最大ロール資材幅 非対応 1,680mm
機械全体サイズ
(ワークステーション込み) ※1,2
3,600×2,160mm 3,600×3,960mm
機械重量 720kg 1085kg
位置精度 ※3 ±200μm ±250μm
反復精度 ±50μm
最大速度 50m/min
最大加速度 ※4 0.56G
垂直加工圧 220N
バキュームセクション数 2 4
トラバースクリアランス ※5 50mm
ソフトウェア i-cut プロダクションコンソール
(Sign×Productionライセンス付き)
搭載ツールヘッド フレキシヘッド
(ツールホルダ3本搭載)
マルチカット
(1kWミーリングスピンドルとツールホルダ2本搭載)
サポートハードウェア i-camera
6kWバキュームポンプ
i-camera
6kWバキュームポンプ
25L工業用集塵機
X-Padキャリブレーションユニット
コンベアフィードシステム
利用可能ツール ※6 高周波バイブラカットツール
リジッドマテリアルナイフツール
キスカットナイフツール
サリグラフィナイフツール
罫線ツール

※1 ワークステーションを標準位置に置いた状態での数値です。
※2 コンベアフィードオプションにより、長さ寸法がわずかに追加されます。
※3 テーブル盤面全域に対して適用されます。
※4 特定のツールおよび構成の組み合わせにより減少することがあります。
※5 カッティングマット無しの状態で測定。最大加工厚さは工具の長さに依存します。
※6 記載以外のKongsberg Xシリーズの差し込みツールの一部も使用できます。