Kongsberg i-CUT series
小ロット生産に対応した 新世代マルチカッティングマシン

i-CUTレジストレーションとは、専用のマークをカメラで読み取り、加工時の位置合わせを自動で行う自動見当カメラオプションです。連続生産モードでは、資材の送り出しとカットジョブ数の管理も行い、各ジョブ毎の見当合わせも全て自動で行う、フルオート型のレジストレーションシステムです。
Kongsbergシリーズにi-CUTカメラを搭載し、自動生産を実現した拡張モデル
i-CUTによる全方位補正

i-CUTによる自動見当は、単なるカット位置合わせだけではありません。印刷時に発生した資材の歪みや伸縮による、微細な印刷物のサイズ変化に対しても、i-CUTではカットデータ自体を補正して完全な見当合わせを行えます。
仕上がり見当にシビアな精度を要求される、サインディスプレイなどで特に大きな威力を発揮する補正機能です。
印刷物の周りに付加された専用のレジスター(黒丸)を読み取り、位置合わせと伸縮補正を同時に実行。部分的な歪みや偏倍であっても完璧な位置合わせを行えます。

データの状態ではカットと印刷の位置関係が正常でも…
印刷時に歪みや伸縮が起こってしまうと、カットと印刷が合わなくなります。従来のシステムではこの歪みに対する補正を行うことが出来ませんでした。
i-cutなら、歪みや伸縮による編倍を起している印刷物に関しても、カットデータ自体を補正して完全な位置合わせ加工を行います。

i-CUTデータ作成に便利なツール
i-CUT用のレジスターはIllustratorなどのグラフィックソフトで任意に付けることも可能ですが、自動でマークを付加するレイアウトソフトも用意されています。自動ネスティングや面付け、印刷データとカットデータの同時出力機能など、便利な機能が搭載されています。
i-CUT Layout
主にサインディスプレイのレイアウトを行うソフトです。印刷データを読み込み、効率の良い並びを自動計算で算出するネスティング機能を搭載しています。紙目を気にせず自由な角度で配置できるレイアウト作成時に大きな効果を発揮します。
i-CUTプラグイン
illustrator上でi-CUTマークを簡単に作成することが可能なプラグイン。ソフトを立ち上げ、必要な位置にクリックするだけでカットに必要なデータを作成することができます。主導モードとオートモードがあり、オートで作成した場合も自由に修正をすることが可能です。

資材の自動給紙(フィーダ)オプションを搭載した簡易型自動生産システム
フィーダーを後づけできる拡張性と幅広い加工用途
iオートメーションシリーズのフィーダーは、通常のi-XNシリーズ、i-XE10、i-XPシリーズに対して後付けで導入する事が可能です。
加工能力は従来のXN・XE・XPシリーズと同様のスペックを持つので、従来機の特長を活かした幅広い資材に対応できます。
i-XN Feederについて→ i-XE10 Feederについて→ i-XP Feederについて→




連続・単独稼働の容易な切り替えでスムーズな段取り替えを実現

フィーダーを搭載したモデルであっても、1ジョブ単位でのフィーダーを使用しない単独加工が可能。仕事内容によって単独・連続稼働の使い分けを手間無く行う事ができます。