MULTI LAYERED CUTTING DESIGN PROJECT
階層型カッティングマシンプロジェクト
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カッティングユニットを階層型に連結し省スペースで生産性をアップ
これまでにない発想のオリジナルカッティングマシン
現在のXY駆動型のカッティングマシンでは機構的な速度限界に達しており、生産性向上のためには機械の増設しかないという状況になっています。
NSKではこの問題を解決するための答えとして、カッティングユニットを可能な限り小型化し、階層型に連結することで、
設置スペースはそのままに生産性を自由に拡張できる、全く新しいコンセプトのカッティングマシンを開発しました。
洗練された操作性とオフィスにも置ける筐体としてデザインされたマシン
誰もが簡単・安全に使用できることをコンセプトにしたプロダクトデザインを採用。
難しい設定や運用ノウハウをできるだけ排除し、複合機へのプリントアウトと同じような感覚で使えることを目標に開発されています。
複数ジョブの同時加工・自動給排紙など、無人運転にも対応したカッティングマシンです。


画期的な階層型カッティングユニット
要望に応じて1~3段に積み上げることができるカッティングユニット。
あとからのユニット追加にも対応。設置スペースはそのままで生産性の向上させることができる画期的な機構を搭載しています。
データを流すタイミングや加工データの種類は各段で完全に独立して稼働するため、
カッティングマシンが複数台あるのと全く同じ運用体制をとることができます。

段数は1~3の間で構成が可能。それぞれが独立した動きをするため、1台で複数のカット機を保持するのと同じ効果を発揮。

ツールはパッケージ製造に必要な押切ナイフと罫線ツールを標準装備。
オフィスへの設置を想定した運用
カット機とは思えないような外観とトレー型の給排紙を実装。
複合機の用紙トナーに近いスタイルを採用することで、使用者はプリントアウトの感覚でカッティングを行うことができ、
デザインオフィスへの設置に最適な形となっていきます。

サイズ・種類別に資材をセットできる給紙トレー。スタート時にはトレーから資材を自動ピックアップした後に加工を開始します。

カット後は引き出し型の給紙トレーにスタック。稼働を止めることなく安全に加工物を取り出せます。
オペレーションソフトウェア
オペレーションにはタッチパネル型のタブレット端末を採用。日常の運用においては不要となるカッティングマシンとしての難しい設定を極力失くし、 加工ジョブの指定・加工状況管理などのシンプルな操作性を実現しています。

加工ジョブ管理機能

資材情報管理機能

階層型カッティングマシン スペック表
多階層カッティングマシン | MULTI LAYERD CUTTING MACHINE |
機械全体サイズ L×W×D |
2700mm×1500mm(コンソール除く)×2000mm |
重量 | 1000kg (大型キャスター付属) |
最大加工シートサイズ | A3ノビ (329×483mm) |
最小加工シートサイズ | A4サイズ (210×297mm) |
紙束高 | ~110mm |
移動速度 | 最高 800mm/秒 |
最大加工時速度 | 600mm/秒 |
電力仕様 | 3相200V(圧縮エア不使用) |
カット制御 | 各段それぞれに別のデータをセット可能 |
対応資材 | 板紙・Eフルート段ボールまで(~2mm厚) |

∗ 掲載されている写真・スペック情報などは開発段階のものです。仕様は予告なく変更される可能性があります。
【設置シミュレーション】多階層カッティングマシンの3D&ARデータ
表示されている3Dモデルを操作して様々な角度から閲覧が可能です。
<スマートフォンからの閲覧の場合>
3Dモデルの右に表示されているARボタン を押すとARモードが起動します。
マシン設置のサイズやレイアウトがシミュレーションできます。
※ARモードが使える端末には条件があります。
iPhone用 QRコード

iPhoneで上手くいかない場合は、
「Safari」からアクセスしてみてください。
Android携帯用 QRコード

Android端末でAR体験をするには、
最新版「Google Play 開発者サービス AR」の
ダウンロードが必要です。