NS-X Automation - 無人自動運転が可能なカッティングマシン

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ns-x automationバナー画像 斜め前から見た機体

高性能・高生産・省スペースを実現
パッケージ・POP・シールラベル対応小型カッティングマシン

NS-X AUTOMATIONは、オフィスに設置できることができるコンパクトさと多機能性が特長のカッティングマシンです。
A2サイズというPODと相性の良いワークサイズにカットナイフと罫線コマを装備し、コートボールパッケージやシールラベル、薄型段ボールなど、薄物と中心とした資材の加工を行うことが可能です。 複合機のように資材を機械後方にスタックしておくことができ、 カメラによる位置合わせ機能も標準搭載しているため、小ロット生産にも対応することができます。

NS-X Automation斜めから見たときの図

ベルトコンベア型資材搬送システム・両面カメラ・大容量スタッカー搭載で完全無人生産を実現したマシン

NS-X Automationは、後方に大容量フィーダーとコンベア型資材搬送を採用し、カメラ自動見当による無人自動運転を前提としたモデルです。
コンベアによる資材の搬送・カメラによる自動見当性能は、大型のハイエンドマシンの機構をそのまま小型化させた本格仕様です。 さらにハイエンドマシンでも搭載されることは稀な裏面カメラも標準装備。 資材の反りが起こりやすく表面の擦れにシビアな表面加工物に対して裏面加工を行うことにより、 資材の確実な吸着、ツールによる表面擦れの軽減、カメラ読み取り時に問題となりやすい反射を抑えたマーク読み取りなどの運用を行うことが可能です。

NS-X Automation社内に設置されている様子

NS-X Automation 特長

NS-X Automation ナイフ・罫線ツールを使用して作成したサンプル(卓上POPなど)本格的なナイフ・罫線ツールを搭載

ドラッグナイフと罫線コマ、タンジェンシャルナイフを装備。
ナイフの使い分けで厚紙のカットからシールラベルのハーフカットにも対応。 罫線は最大1.9kgの圧を掛けることが可能で、パッケ ージにも高品質な罫線を入れることが可能です。

 

NS-X Automation 2種類のナイフと各種ピッチ幅の罫線コマ2種類のナイフと各種ピッチ幅の罫線コマ

ドラッグナイフとタンジェンシャルナイフそれぞれに複数の刃物を用意。資材に合わせて刃物を使い分けることができます。 また罫線コマも複数のピッチ幅を用意。
NSKがこれまで培ってきた加工ノウハウをNS-Xでも活用できる体制を整えています。

 

表・裏両面対応カメラ見当システム NS-X Automation 裏面からも表面からも読み込み可能な見当カメラ

ツールヘッドに表面カメラ、フィーダー部分に裏面カメラを搭載。
どちらのカメラを使用するかをマシン側で選択するだけでカメラモードを自動切り替えします。 裏面カットモードにした際はカットデータも自動的にミラー反転してくれるため、反転データをわざわざ用意する必要は無く、現場の状況に応じてどちらのカメラを使用するかを自由に決めることができます。

 

NS-X Automation タッチパネルを操作している場面タッチパネルによる独立型オペレーション

加工ジョブの選択やツールセッティングなどの機械オペレーションのインターフェースにはタッチパネルを採用。誰でも簡単に操作することができます。 カットデータは機械内のストレージに保存されるので専用のオペレーションPCは不要で、機械のみで操作を完結させることができます。

 

大容量スタッカー NS-X Automation 機体後方に設置された大容量スタッカー

最大180mmまでスタックすることが可能なテーブル上下式大容量スタッカー。 標準的なコートボールであれば200枚は余裕でセットできます。 左右のガイドはセンタリングスライド式、後方のガイドはマグネット固定式を採用し、 メディアサイズに合わせて簡単に調整することが可能です。 最大A2サイズまでのメディアサイズに対応。

 

コンベア式資材搬送システム NS-X Automation コンベアで資材を搬送しながらカット加工を行う様子

ハイエンドカッティングマシンと同等機構のコンベアマットによる資材搬送システムをこの機械サイズで搭載。 搬送時の資材引きずりを極力抑え、傷のつきやすいメディアにも最適です。

 

NS-X Automation LMガイド部分LMガイド搭載による高剛性・高荷重の実現

ツールのアームには大型のハイエンド機で搭載されるLMガイドを搭載。これにより高い耐久性と精度だけでなく、 高荷重をツールに掛けることができるため、高圧による高品質な罫線や厚紙・PETなどの高速カットを実現しています。

 

イラストレータープラグインによるデータ作成 NS-X Automation イラストレーターによるデータ作成画面

加工データは専用プラグインが入れられたIllustratorからダイレクト出力。プラグイン機能により見当トンボ付加・罫線・カットそれぞれの加工仕分けが簡単に行えます。

 

ネットワーク、WiFi、USBによるデータ転送 NS-X Automation プラグやUSBの差し込み口

データの転送にはUSBメモリ、有線ネットワーク、無線ネットワークの3つから選択可能。 機械とデータ作成用PCを近くに置く必要が無いため、自由度の高い設置が可能です。

 

NS-X Automation シリーズ スペック表

NSCA-420
機械構成 定位方式 CCDカメラ
操作パネル 7インチ
ツール数 4本
ツール種類 偏芯カッター2本(ペン、罫線ペン)、
タンジェンシャルカッター、罫線コマ
機械仕様 マーク種類 黒丸とQRコード
レジスト使用
最大カットサイズ
X:430mm×Y:672mm
レジスト使用
最小カットサイズ
自動給紙:190mm×270mm
最大加工範囲 X:490mm×Y:710mm
最大シートスタック高さ 約180mm
スキャン速度 約5-10秒
速度範囲 10-700mm/s
罫線圧力 罫線:0-1900gf
カッター圧力 カッター:0-1900gf
最大加工紙重量 600g(資材により異なる)
カット可能
最小文字サイズ
約10m㎡(フォントと材料により異なる)
最大支給サイズ A2(420mm×594mm)
給紙速度 2-6枚/分
ファイル保存メモリ 128M
機械的分解能 0.02mm
プログラム分解能 HPGL 0.025mm
反復精度 ≤0.05mm
適用資材 板紙、ラベル、コートボール、クラフト紙、
PVC、段ボール、マグネットテープ
ソフト 接続方法 USBポット、WAN、WIFI、USBメモリ
ソフト 自社開発CutArtist、Corel Draw/Illustrator Plugin
電力と環境 本体消費電力 最大700W
電圧 100V/AC-120V/AC
50/60Hz
最大電流6.8A
ブロア電力 100V/AC 50Hz 電流10.8A
100V/AC 60Hz 電流13A
50Hz/0.75W、60Hz/0.84W
稼働環境 温度:5℃-35℃(41-95F)
湿度:35%-70%RH(結露しない)
寸法と重量 機械寸法
(幅×奥×高)
865×930×1310(mm)(給紙)
1595×1100×1080(mm)(テーブル)
重量 191±25kg
402±25kg(テーブル)

※本仕様は予告なく変更される場合があることをご了承ください。

 

NS-Xシリーズ ラインナップ

NS-X Compact

NS-X Compactは、オフィスに設置できることができるコンパクトさと多機能性が特長のカッティングマシンです。 PODと相性の良い最大530×780mmのワークサイズにカットナイフと罫線コマを装備し、コートボールパッケージやシールラベルなどの薄物資材の加工を行うことが可能です。

NS-X Compactについてさらに詳しく見る

NS-X Automation

NS-X Automationは後方に大容量フィーダーとコンベア型資材搬送を採用し、カメラ自動見当による無人自動運転を前提としたモデルです。 コンベアによる資材の搬送・カメラによる自動見当性能は、大型のハイエンドマシンの機構をそのまま小型化させた本格仕様です。

NS-X Automationについてさらに詳しく見る

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