自動カッティングマシン導入で
生産効率の向上・トータルコスト削減を実現

資料マイクロ株式会社






お話を伺った 資料マイクロ株式会社 取締役事業部長 高橋様

資料マイクロ株式会社(本社:東京・三鷹市)は社名の通り元々はマイクロフィルムの撮影や青焼きなどの複写業をメインとしていたが、 現在はオンデマンド印刷ビジネスの比率を大きく伸ばしているという。同社がオンデマンド事業を伸ばし続けているその背景を高橋取締役事業部長に尋ねた。

自動カッティングマシン導入で
生産効率の向上・トータルコスト削減を実現


東京・日本橋でオンデマンドビジネスを行う

資料マイクロ株式会社の東京・日本橋にある拠点ではオンデマンド印刷機が2台、トムソン加工機、 日本製図器工業より導入のカッティングマシンKongsberg(コングスバーグ) i-XE10 が1つの部屋に設置されている。東京の中心地でありながら印刷・後加工・アセンブリ・配送を内製化し、全ての設備を揃え制作を行っている。 同社はマイラーフィルムからの図面印刷等をメインとしていたというが、時代とともに印刷部数が減少、オンデマンド機を導入するに至ったと 高橋取締役事業部長は話す。

「オンデマンド印刷機は導入当初は図面印刷をメインとして2台フル稼働していました。 けれど徐々に電子化が謳われるようになり、印刷の部数は益々減少傾向となっていきました。オンデマンド印刷機が稼働していない時間を どのように活用していくかという事が課題となり、その解決のためオンデマンド印刷事業を手掛けるようになりました」

しかしオンデマンド印刷機が出始めた当時は印刷クオリティが今より良いものではなかったため、できる仕事は限られており 名刺の印刷業務を主体としていたそうだ。
オンデマンドビジネスに大きく舵をとったのは約10年前、それまで三鷹市にて 地元密着型のオンデマンド印刷事業を行っていたが、東京・日本橋に新しく拠点を設けた。

「当時はオンデマンド印刷機をメインに ビジネス展開している企業は少ない時代でした。私たちは大きな印刷機をもっていて、そのプラスアルファでオンデマンドをやりましょう。 というものではありません。〝小ロット〟を主なターゲットとし、より利便性があり柔軟に対応できる体制をと考えました」 Indigoの比較的様々な紙資材に印刷できる特性からPOP・ラベル等抜き加工が必要となる仕事をメインとし事業を拡大していった。

カッティングマシン導入によりオンデマンド体制を強化
コスト削減と生産率向上を実現


毎日稼動しているカメラ機能付きオートカッティングマシン

同社の案件はほとんどが100以下のロット、多くても200程度だという。

「オンデマンドですと単発で小ロットという仕事が多くなります。 POP・紙器など抜き加工が必要な場合は協力会社さんに抜木型を制作してもらっていましたが木型の在庫や短納期の対応という面で 難しくなってきていました」

そんな折、導入を検討したのがKongsberg i-XE10。 東京都内の限られたスペースの中、小型で高速そしてオンデマンド印刷機で使用する様々な紙資材に柔軟に対応できるという汎用性、 カメラ機能を持ち無人生産も可能な自動機である点など、対応力と生産効率を考慮した。

導入後、カッティングマシンはほぼ毎日稼働しており、これまで外注に依頼していた費用は最大で月約7割の削減となった。 加えてバリアブル(可変)対応の抜き加工には更にその効果が顕著だという。協力会社が最短で対応をおこなってくれていても 相互の形状確認や指示書など細かな労力は必要となる。

1件あたりは少しの手間でも積み重なれば大きな違い。 オンデマンドビジネスではこの〝小さな手間〟をどれだけ徹底して自動化し、生産率を上げていくのかがポイントだと高橋取締役事業部長は話す。


オンデマンド印刷機とカッティングマシンも1部屋に並ぶ

カッティングマシン導入後は社内で形状校正まで一貫して行えるようになった。短納期対応を実施しながらも現場の手間は減り導入前よりも 1日でこなせる案件数が増加したという。

カッティングマシにより従来の抜木型ではできなかったスチレンを使用したPOPなど、 紙以外の制作物も提案でるようになり制作物のバリエーションが増加、さらに制作体制が強化された。同社のオンデマンド事業は、この10年間毎年前年比で10%程度伸び続けているそうだ。

高橋取締役事業部長は今後について
「昨今のオンデマンド印刷機はどこもこれ以上ないくらいに綺麗な印刷ができるようになりました。印刷機だけに限ると資本力の強い 会社さんしか残れないような構図となってしまう。今後は何に印刷できどんな後加工で、どんなものが作れるのかという 付加価値勝負となっていく。そのノウハウと対応できる設備を持っているかがキーとなると考えています」
他社よりいち早くオンデマンド事業を主軸とした同社。今後は更に提案力を強化することを考えているという。

資料マイクロ株式会社

http://www.shiryo.co.jp/

東京都三鷹市に位置する企業。マイクロフィルムの撮影や青焼きなどの複写業をメインとしていたが、 現在はオンデマンド印刷ビジネスの比率を大きく伸ばしている。

導入ソリューション

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サンプルカッター
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詳しくはこちら枚葉資材の自動給排紙が可能に。吸着のポイントが移動でき、様々なサイズの資材に対応できるフィーダー。

総合設計CADシステム
Artios CAD

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