大型UVインクジェットRho800で
新たなビジネス市場を開設する

株式会社ウラノ




お話を伺った 浦野社長

株式会社ウラノは、カタログやパンフレットの印刷が9割を占める商業印刷を中心とした企業である。デザインを主体としたプランニングの提案から、製版、印刷、製本、加工と全ての工程を担う。
人の五感に訴えるものを。と、カタログやパンフレットなどに独自の表面加工技術を用い、他社とは違うオンリーワンの自社加工製品を作り出している。

大型UVインクジェットRho800で
新たなビジネス市場を開設する

商業印刷からの脱却。
オンリーワンであるという強みを持つ。

紙資材で制作された什器は全て、
UVインクジェット印刷が施されている

株式会社ウラノは、オフセット印刷、シルク印刷、エンボスなどの表面加工、彫刻機、輪転と印刷に関わる様々な機器を保有している。特長的なのはその様々な機器を決して単体で運用しないこと。1つの製品に機器を複合的に使用することで、これまでに無かった新しいものを創造している。

常に自社の既存機器と相乗効果を起こす新しいソリューションは無いかと探す中、展示会でDurst(ダースト)と出会った。と、浦野社長は言う。
商業印刷機では行うことのできない厚物・大判資材への印刷を検討し、また什器を制作する目的が大きく導入を考えていた。
どこの企業もまねすることの出来ない製品を創造するのが、株式会社ウラノの強みである。アイディア豊富な株式会社ウラノの創造性についてこれる機器パフォーマンスがDurstにはあった。

使えば使うほど真価を発揮する精巧さ。Durstだから創造できた新製品たち

UV印刷と箔押し技法を組合わせた
製品は非常に美しい仕上がり

Durst社のUVインクジェットについて当初、ニスが搭載できインクが割れないという点が最も引かれたという。他社のUVインクジェット印刷では折り曲げるとどれもインク割れが発生し、ウラノが製品として提案できるレベルではなく、機械性能や印刷クオリティからみても他のものでは物足りなく感じていた。

さらに、導入してからではあるが、Durstは使いこなせばこなすほどに、そのポテンシャルに大きく驚いている。精巧さ、正確さ、クオリティどれも満足するものであると言う。
Durstと既存設備を組み合わせ、複合的に利用する中で、様々な資材に印刷ができるというUVインクならではの特徴と、使えば使うほど高い機械クオリティが真価を発揮し、Durstだから制作することができた。という面白い製品が増えている。

お客様を飽きさせない、常に新しい提案をすることが必要である今の時代において”印刷”の可能性をみせてくれるDurstは非常に面白く、既存設備だけではできなかったアイディアを具体的に形にし、さらに他社との差別化を明確にした。

見る角度でグラフィックが変わる
チェンジングアート看板

UVインクジェット印刷の製品は、既存の商業印刷の取引がある会社に什器や展示会での利用を提案することが多い。例えば、Durstで印刷した"チェンジングアート看板"(上記写真)に関心をもって頂き工事現場に設置をするなど、これまでになかった分野での取引が可能になった。
逆に、UVインクジェット製品の什器や看板で取引が始まった会社から、「カタログやパンフレットもできないか?」と商業印刷業務を依頼されるパターンもある。

加えて、Durstを導入して一番嬉しかったのは社員が明るくなったこと。と、浦野社長は語ってくれた。新しいものを造り、提案できる内容が増えお客さん側から興味をもって商品を見に来てくれるようになった。 自分たちが作っているものを早く人に勧めたくて皆うずうずしている。
「自社でしか、自分たちしか、造ることができないものがある。」という状態が社員のモチベーションを上げ、全員が楽しみながらこれまでよりも生き生きと仕事に取り組むようになった。

商業印刷のみの経営から脱却が求められる中、今後は印刷にとらわれない複合的なプロデュースをしていける企業を目指していくという。販促や広告に関することは、なんでもできるから、なんでも相談してくれ。とお客様のアドバイザー的な立場で得意先をプロデュースする企業へと、考えている。

株式会社ウラノ

http://www.urano.co.jp/

大阪市鶴見区にある印刷会社。カタログやパンフレットの印刷が9割を占める商業印刷を中心にビジネスを展開している。

導入ソリューション

UVインクジェットプリンター
durst Rho800

詳しくはこちら世界初の同時・連続給紙による連続印刷機能を搭載した、UVインクジェットプリンタ

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