徹底した省力化・品質管理体制の一翼を担う
CAD/CAM 業務統合管理システム

エクセルパック・カバヤ株式会社



執行役員 品質管理部長の難波氏と取締役の大内氏

エクセルパック・カバヤ株式会社は、1955年、総合菓子メーカー・カバヤ食品のパッケージ製造を目的として設立された岡山県にある会社。 365日24時間の温湿度管理を可能にした工場は、全ラインにカメラ検査を実施する徹底した品質管理体制のもと、 食品包装用パッケージを中心とした包装全般を手掛け、企画・開発から打抜・製函までの生産工程を自社内で一貫して行う、老舗の会社である。

現場からのリアルタイムなフィードバックとあらゆるデータをどこからでも閲覧可能にして実現できた業務効率化

- PiCSYS 導入のきっかけは?

大内氏 「これまでは自社開発した基幹システムを使用していましたが、システムの老朽化に伴いバージョンアップ対応や運用保守が難しい状態でした。 また従来のシステムでは生産の進捗管理が日報による紙ベースだったので、リアルタイムな進捗の把握ができないのが難点でした。 それらを改善するためのシステム更新を考えていた時にPiCSYS を知ったのがはじまりです」

難波氏 「大内の内容とも少し被りますが、従来のシステムでは実績収集が紙ベースだったので、実績を元にしたシステム的な生産計画が難しい状態でした。 それをPiCSYS で実現したいというのが希望としてありました。あとは各部門で同じ情報を入れる多重入力が頻発しており、ムダな入力が多かった。 これも改善したかった」

食品パッケージを中心とした包装全般を一貫生産
今後は医薬・製薬の分野にも力を入れていきたい

- PiCSYSの採用を決めた要因は?

大内氏 「システム更新にあたり様々なものを見ました。しかしPiCSYS 以外の物はパッケージ業界に特化したものでなかったため、 機能的な満足度はあまり高くありませんでした。その点PiCSYS はパッケージ特化型のシステムなので、我々の要求も満たしていました。 不足機能に関してはカスタマイズによる対応が可能で、現在使用しているシステムの概念も取り入れることができる柔軟さも良く、 必要な情報を分かりやすく参照できる使い勝手の良さが要因でした」

難波氏 「先ほど言った多重入力によるムダを無くすためには、データをマスター化して一元理するしかない。 また生産実績・進捗を全部署で共有・確認し、実績データによる生産管理ができる体制を構築したかった。 これをPiCSYS なら実現できたのが要因です」

-PiCSYSを使った感想と導入効果は?

大内氏 「システムとしての使いやすさが非常に向上しました。入力に関しても項目が綺麗に分かれており、慣れていない人でも入力がしやすい。 以前のシステムは1つの画面に全ての情報が出ていました。システムに慣れている、知識のある方にとっては1画面で全てを確認できることはメリットでしたが、 そうでない人にとっては、不要なデータが出ているがゆえの分かりにくさが問題でした。PiCSYSでも出ている情報量は多いのですが、 きちんとカテゴリーで整頓されているので、見にくさは感じないと評判で実績収集・分析も非常にやりやすくなりました。 またPiCSYSでは商品コードによる案件単位でデータの管理ができ、製造に必要なCADや印刷データ、過去の実績や改版履歴などが全て紐付けされて出てくるので、 間違った情報を参照してしまうことによる生産事故のリスクが、かなり軽減できていると思います」

印刷機・打抜機・製函機など現場の機械のそばにも
PiCSYSの端末を設置し、リアルタイムで実績データ
の収集を確実に行う

難波氏 「データがマスター化されたことにより多重打ち込みはなくなり、システムの保守をNSKさんにお任せすることが出来るようになったため、 システム保守の負担もなくなりました。また生産実績収集が現場からリアルタイム化したことにより、より効率的な生産予定を立てることができるようになりました。 現場のペーパーレス化もかなり進んでおり、将来的な完全電子化も見えてきました。PiCSYS に蓄積された実績データを使った情報分析にも着手できています」

大内氏 「PiCSYSでは生産用データだけでなく営業の提案時に使用したCADデータやサンプルカット情報といった受注前データもきちんと保存できるので、 営業活動の分析などにも活用しています」

-CAD/CAMの導入効果は?

大内氏 「Kongsbergの用途は印刷とトムソンの抜きズレの事前検証、サンプルカットですが、弊社ではサンプルにおいても品質を最重視しています。 特に罫線はトムソンでの仕上がりにできるだけ近づけるため、以前は手作業による追い加工を行っており、時間がかっていました。 ArtiosCADには面切りを行う機能があるため、面切りをしたサンプルの生産が容易になりました。 Kongsbergの加工速度の速さも相まって100枚以上作成する量産サンプルにも簡単に対応できるようになりました。 おかげで今では面切りを入れたサンプルが標準となっています。製版用の割り付けも企画営業部で担当していますが、 隣にある製版部との割り付けデータのやり取りも、ArtiosCAD のおかげでスムーズに行えています。 面板も機械導入に合わせて内製化した部分ですが、データ作成・機械操作も簡単ですぐに立ち上げることができました」

企画室に設置されている
カッティングマシン Kongsberg XE10と
面板作成機 NS-Crease Line 8ATC

難波氏 「面板作成においては、CAD担当のメンバーだけでなく、現場のメンバーにも落とし込みをしていっています。 理由は、CAD担当不在の時間帯に、面板の破損が起きた際のリカバリーを現場だけで対応できるようにするためです。 加工データはPiCSYSで管理されているので加工データの間違いもなく、機械も高さ調整を含めてすべて全自動で動くため、 だれが動かしても同品質の面板が作れます。面板を積極的に使用できるようになったため面切りの時間ロス、人によるムラが大幅に改善されました。 現段階ではまだ10%ほどの案件で面切りをしていますが、将来的には全ての案件を面板化させる予定です」

-今後の展望をお聞かせ下さい

大内氏 「現在PiCSYS は、既存システムからの切り替えに向けた最終移行段階に来ています。 弊社では業務の全てをPiCSYSで管理させる計画のため多くの機能カスタマイズ項目があるため、 まだ実装途中の機能もあり、予定の機能を発揮する本格的な稼働にはもう少し時間が必要ですが現段階でも効果は出ています。

全ての機能が準備できれば画期的なシステムになることは確実なので、引き続きNSKさんと共に作業を進めていきます」

難波氏 「長年の希望であった、現場での原稿ファイルの完全電子化、実績の収集・分析の効率化の目標が見えてきたので、 これを確実に運用に乗せていきたいと思います。ただ、そのためには日々の入力作業が欠かせません。 PiCSYSにより入力効率が上がったとはいえ、まだその大部分は人の手に依存するものです。 ここがおろそかになってしまうとシステムの意味が全く意味のない物になってしまうため、 AIやRPAなどを活用した入力自体をさらに省力化させるための取り組みを、次の段階としてNSKさんと取り組んでいきたいと考えています」

エクセルパック・カバヤ株式会社

https://www.exl-kabaya.co.jp

1955年 総合菓子メーカー・カバヤ食品のパッケージ製造を目的として設立された岡山県にある会社。

導入ソリューション

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詳しくはこちらPiCSYSは印刷紙器・シールラベル・POPディスプレイ業界向けに作られた、業務統合管理システム。

サンプルカッター
Kongsberg XEシリーズ

詳しくはこちら薄物資材専用機として小型化し、加工精度・操作性はそのままに高速化を実現。パッケージ・シールラベル・小型サインディスプレイ用カッティングマシン

面板作成システム
CREASE LINE 8ATC

詳しくはこちら面板加工専用機。オートツールチェンジャー付き面板作成システム。

総合設計CADシステム
Artios CAD

詳しくはこちら世界で使用されるグローバルスタンダートCAD。図面作成だけでなく、作成物の情報管理機能(データベース)を持ち合せるため、リピートオーダーや作成情報をCADで管理できる。過去の作成物を無駄にせず資産として運用する要のソフト。

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