CRUSE Factory
スキャンしたデータから3次元の情報(3D形状、光沢、奥行きなど)を取得し、コントロールするモジュールです
「フォトメトリックステレオ法」(様々な方向から照明を当てて撮影した画像を組み合わせることで反射を解析し、画像コントラストを強調する手法)を用いることで対象物の3D構造を算出します。
さらに、「Virtual
Relighting」により、仮想的に設定した照明シナリオに沿ってスキャンデータを新たに生成できます。
これにより、スキャン素材が既に手元にない状態であっても前に一度スキャンを行なっていれば、仮想の別照明によるスキャン画像を生成可能です。
Flatness Filter
素材のたわみや反りなど、対象物の好ましくない形状をデジタル処理で除去できます。 歪みのない、完全にフラットな状態へと補正が可能です。
また、Factoryには算出された各情報を編集するための多彩なツールが用意されています。 不要な変形を除去するだけでなく、光沢・深さ(凹凸)・色彩など様々な情報を個別に差し替えも可能です。
Factoryは超大型サイズのデータ処理を想定して設計されています。 大判スキャンの場合でも計算を行いながらリアルタイムでプレビューを表示し、ライティング・光沢・表面構造などのパラメータをその場で調整できます。
豊富なエクスポート形式に対応しているため、既存のワークフローへの組み込みや他社ソフトウェアとの外部連携もスムーズに行えます。
フィルター:弱
フィルター:中
フィルター:強
Virtual Relighting
算出された色彩・光沢・表面構造のデータを基に、ライティング効果を計算によって再現します。 ユーザーは以下のようなパラメータをコントロールできます。
- 照明環境の構築:任意の数の光源を設定し、照明環境を定義できます。
- 光沢の強さと素材の粗さ:表面をどの程度、どのように輝かせるかを詳細に指定できます。
- 表面構造の調整:素材の凹凸や質感を強調したり、抑制したりと調整できます。
Virtual Relightingにより、スキャンした対象物を思い通りの照明環境で照らします。 スキャン素材が既に手元になく、再スキャンが不可能な状態であっても、新しいライティングのデータ生成が可能です。
エクスポート
CRUSE Factoryで算出されたデータは様々なフォーマットでエクスポート可能です。 すべての出力データは同じサイズで登録されているため、例えばPhotoshopなどで複数のレイヤーとして開いた際も位置が正確に一致します。
主なエクスポートオプション:
- 表面構造のグレースケール画像出力
- PBR用ノーマルマップ/バンプマップ出力
- カラーおよび光沢データの出力
- 3D情報の出力
- 分割マスクまたはグレースケール画像出力(Depth Slicing)
- 仮想照明を適用した画像の出力(Virtual Relighting)
外部ソフトウェアやハードウェアとのインターフェースも提供しています