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2つの資材モードと自動給排紙オプション

Rho 1000シリーズの印刷方式はハイブリッドタイプとなっているため、ボード印刷時にはボード印刷用のテーブルを取り付け、ロール印刷時にはロールtoロール印刷用のロールユニットを取り付けて運用することができます。

どちらのモードにおいても、高速生産を行うためのユニットとして設計されており、正確なレジストレーションを行うことはもちろん、蛇行防止や重量のあるメディアにも対応した確実なローディング、反りのある資材でも安定して印刷するためのセーフティガイドなど、徹底した機能性により完璧な資材搬送環境を提供します。

資材モードの変更もユニット自体の脱着はワンタッチで簡単に行え、ソフト上でもメディア設定を変更するだけで、簡単にモード変更を行うことが可能です。

ハイブリッドタイプで対応する2つの資材モード

Roll to Roll印刷Roll to Roll 印刷

Rho1000シリーズではボード印刷用のテーブルとRoll to Roll印刷ユニットを素早く交換することができます。
Roll to Rollユニットは重量のあるロール資材にも対応し、正確で均一なテンション調整により長尺印刷においてもメディアの蛇行を最小限に抑えます。印刷の間に生じたズレもロールの微調整を途中で入れることが可能です。

Roll to Sheet 印刷Roll to Sheet 印刷

Rho 1000シリーズにはRoll to Sheetという特別なフィーディングオプションがあります。
ロール資材の印刷を行い、出てきた印刷物をXY方向に枚葉カットした後、スタッカーに積み上げるプリント&カットを同時に行うオプションです。

コルゲートガイドコルゲートガイド

熱による反り上がりが起こりやすい段ボールへの印刷を安定して行うためのセーフティガイドシステムです。
段ボールのエッジをガイドで押さえ込み、印刷時における資材の反り上がりを防止します。対応可能な資材厚は20mmです。

Rho 1000 Series の自動給排紙オプション

自動給排紙オプションRho 1000シリーズは生産設備ラインの一部としてプリンタを組み込むことを想定して製造されています。資材の供給部と印刷後の排紙部を製造ラインに繋ぐことにより、印刷前処理→印刷→印刷後加工を効率よく行う製造工程ラインを作ることの出来る拡張性を確保しています。

給紙側のフィーダー、排紙側のスタッカーともに、完全フルオートタイプから、手動でオペレーションを行うセミオートタイプ、製造ラインに接続させるためのテーブルまで、用途やニーズに合わせた様々な機能のユニットがラインナップされています。

レジストレーションテーブル/スタッカー

レジストレーションテーブル/スタッカーRho1000シリーズの資材搬送テーブルは、2カ所に設けられているガイドピンにより、XY方向に対して正確な資材の位置セットを可能にし、左右のどちらのエッジに対してもレジストレーションすることが出来るので、複数資材の同時ロードや両面印刷時の位置合わせも確実に行います。
自動昇降機能が付いたスタッカーは同時に2つの印刷物をスタックしていくことが可能です。整列用のガイドが付いており、印刷物をきちんと並べた上でスタックさせることができます。

Mirusフィーダー/スタッカーMirusフィーダー/スタッカー

Mirusフィーダー/スタッカーは、最大1500Kgまでの資材をスタックすることが出来る自動昇降型の自動給紙システムです。
レジストレーションテーブル同様、左右2カ所での資材同時ローディングを行うことができます。Mirusフィーダー/スタッカーは資材をパレットに載せたままセットできるようになっているので、フォークを使っての資材の出し入れを行うことができます。

前後工程の生産ラインとの接続前後工程の生産ラインとの接続

Rho1000シリーズは生産設備ラインの一部としてプリンタを組み込むことを想定して製造されています。
資材の供給部と印刷後の排紙部を製造ラインに繋ぐことにより、印刷前処理→印刷→印刷後加工を効率よく行う製造ラインを作ることの出来る拡張性を持っています。



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